Caution
This document is an English translation of the “freee Accessibility Guidelines.” The normative version of this document is in Japanese, and the English version is informational. The English translation is incomplete, and any links with their link texts left in Japanese are untranslated. Please be aware that there may be inaccuracies in the translation or parts that are outdated.
リンク先の内容を推測しやすくする
リンク先に求めている情報があるかどうかを推測しやすくすることは、どのようなユーザーにとっても使い勝手の向上につながります。
リンク先の内容の推測を容易にして、不必要なページ遷移を抑制することは、肢体不自由でマウス操作に時間がかかるなどといった状況のユーザーにとっては特に重要です。
また、スクリーン・リーダーのユーザーは、スクリーン・リーダーが提供するページ中のリンクを一覧表示する機能を用いて、目的のページへのリンクを探す場合があります。さらに、TabキーやShift+Tabキーを繰り返し押すことでフォーカスを移動させ、目的のリンクを探すユーザーも少なくありません。このような場合、リンク・テキスト(a
要素の中身)が、リンク先のページの内容を推測できるものになっているかどうかが重要です。
NG |
OK |
---|---|
○○は「こちら」 |
「○○はこちら」 |
「もっと見る」 |
「○○についてもっと見る」 |
「詳細」 |
「○○についての詳細」 |
また、マークアップによってリンクの意図が明確になっていれば、ガイドラインを満たすことができます。
具体的には、リンク・テキストが同じ複数のリンクがあるページで、以下のような条件を満たしている場合を例として挙げられます。
当該のリンクがページ中の異なるセクションに含まれている場合、見出しが適切にマークアップされていて、各リンクが含まれるセクションが明確になっている
リストの各項目に同じリンク・テキストのリンクがある場合に、適切にリスト・アイテムがマークアップされていて、どのリスト項目に含まれるリンクかが明確になっている
表の各行に同じリンク・テキストがある場合に、適切に
table
要素や関連要素でリンクが含まれる行と列が明確になっている